NPOとは?ボランティアとNPO法人と株式会社の違い

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近年、社会貢献をビジネスにする動き(ソーシャル・ビジネス)が活発になり、NPO法人が急増しています。

NPO法人の数はここ10年で10倍以上になり、2012年の段階では45,140件ものNPO法人があると内閣府から発表されています。

NPOとはビジネスの手法を取り入れた非営利事業のこと。

「非営利」ということは「儲けたらいけない」ということなのに、なぜビジネスの手法を取り入れているのか?

それを理解するのは、ボランティアとNPO法人と株式会社の違いを理解する必要があります。

ボランティアとNPO法人と株式会社の違い

まずは、「ボランティア」と「NPO法人」と「株式会社」の違いについて説明し、「NPO法人」が生まれた背景を解説します。

ボランティア NPO法人 株式会社
資金 寄付金・自己負担 寄付金・助成金・事業収入 株式・借り入れなど
収益 目的としない 目的とする
出資者への配分なし
目的とする
出資者への配分あり
給与 なし あり あり

ボランティアは収益を目的とせず給与が出ないので継続するのが大変。

それをなんとかしようとして、1998年に「NPO法」という法律ができました。

NPOとは「Non Profit Organization(非営利団体)」の略。

日本では1995年に阪神大震災があって、ボランティアで活躍する人が急増したが、それを支えるシステムや制度がなかったので、その反省をふまえて「NPO法」が設立されました。

つまり、「NPO法」の設立の目的は「ボランティアのような社会活動をしやすくするため」ということです。

NPO法人なら職員の給与もあるので、職員は社会活動をしながら生活を成り立たせることができます。

NPO法人と株式会社の最大の違い

では、収益を目的とする「NPO法人」と「株式会社」にはどんな違いがあるのでしょうか?

株式会社の場合、利益が出ると、一番最初に出資してくれた株主に配当金として配当したり、あるいは経営している人やそこで働いている社員にボーナスを支給したりします。

一方、NPO法人は利益が出ても関係者には配分せず、次の活動資金にまわしていく。

これが、「NPO法人」と「株式会社」の最大の違いです。

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