2009年08月07日
インフレとデフレの意味と違い、インフレとは?デフレとは?
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インフレとは、「インフレーション」の略で、物価が上がり続けること(モノの値段が上昇し続けること)。
その主な原因は、世の中にお金があまりすぎること。
「大量のお金 → モノがたくさん買える → 好景気」となりそうだが、そんな単純な話ではない。
たとえば、お金を発行している日本銀行(日銀)が、「なんだか今の世の中は景気が悪そうだな。よし、お金を今の10倍作ってばら撒いちゃえ」と大量のお札を印刷して、このお金が世の中に出回るとする。
すると、会社の社員の給料が増え、たくさん買い物する人が増える。
すると、お店に人が殺到し、10倍に増えたお金でどんどん商品を買っていく。
ところが、そのうち、お店側は「こんなに皆が買うんだったら、値上げしても大丈夫だな。お金を10倍持ってるんだから、値段も10倍にしちゃえ!」と考え、10万円だったテレビが10倍の100万円に。
このように、世の中に出回るお金の量が増えてしまうと、モノの値段が上がってしまう。
「でも、モノの値段が上がっても、お金がたくさんあれば、いつもと同じように買い物ができるじゃん!」と考えそうだが、そんな単純な話ではない。
たとえば、銀行にたくさんのお金を預金していた人は非常に困ることになる。
1000万円を預金していたとしても、物価が10倍になったら、価値としては10分の1の100万円の価値しかないことになってしまう。
日本での代表的なインフレとしては、70年代のオイルショックや80年代のバブル景気がある。
2008年、ジンバブエ共和国では、物価の上昇がとまらなくなってしまい、お金が紙くず同然の価値になってしまった。その結果、「0」が14個も並ぶ100兆ジンバブエドル札なんていうお札まで誕生した。
2008年3月の時点でジンバブエのインフレ率は355000%。
これは、1年前に100円だったモノが、35万5000円にまで上がってしまったということ。
では、インフレにならないためには、世の中に出回るお金を量を減らせばいいかというと、それはそれで今度はデフレが起きてしまう。
デフレとは「デフレーション」の略で、物価が下がり続けること(モノの値段が下落し続けること)。
デフレになると、モノが安く買えるから良い事のように感じられるかもしれないが、そんな単純な話ではない。
たとえば、家電量販店で「不景気で全然売れないや。安売りするか!」と商品の値段を下げるとする。
しかし、商品の値段を安くして完売したとしても、安く販売したので儲けは減る。
会社の儲けは減ってしまったので、社員の給料は下がることになる。
つまり、物価と給料ともに下がることになる。
「でも、給料が下がっても、その分、モノの値段も下がるんだから、結局困らないんじゃないの?」と考えそうだが、そんな単純な話ではない。
商品の値下げが続くと、儲けはさらに減り、給料カットだけでは追いつかなくなり、社員を減らすことになる。
まさに、今の日本にはデフレの減少が起きている状態。
つまり、生産する力はあるのに、モノを作っても売れないので、工場がどんどん閉鎖している。
では、インフレとデフレはどっちがいいの?
経済は、モノの値段と給料が少しずつ上がる、ゆる~いインフレ状態(年間2%ぐらい物価が上がる)が一番よいと言われてる。
だから、国はデフレ対策としてダムを作るような大掛かりな工事をしたり、定額給付金でお金を配ったりして、とにかく世の中に流れるお金の量を増やそうとしている。
しかし、これをちょっとでもやりすぎてしまうと、悪いインフレになってしまうので、このお金の量の調整はすごく難しい。
デフレからインフレに変えていく方法は2つある。
1つ目は、日銀が紙幣を刷って世の中にたくさんのお金を流通させる方法。現在の日本は6%くらいしか増やしていないが、アメリカは厳しい状態が続いているので、お金の量を2倍近くにまで増やしている。
2つ目は、定額給付金や公共事業などを政府が働きかける方法。
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