2009年05月07日
日本一の観光バス会社「株式会社はとバス」
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がっちりマンデー!!で「はとバス」の特集をしていました。
「はとバス」には乗ったことがなくても、名前は聞いたことがあるという人は多いでしょう。
ざっと「はとバス」の概略をまとめると・・・
・バスの保有台数136台
・バスガイド180人
・年間売り上げ145億円
・旅行新聞新社主催の「プロが選ぶ観光バス」部門では8年連続1位。
はとバスは元々、お役所生まれの会社。過去には、お役所仕事がたたって、倒産寸前の大ピンチに。
しかし、そんな大ピンチを克服して、奇跡の復活を遂げ、今では儲かり観光バス会社へと変貌。
元々は東京都が主導して東京観光のために作った会社。つまり、お役所生まれの企業。
その後、東京都が持っていた定期遊覧バスの営業権を譲り受けて、「(株)はとバス」がスタートした。
現在も東京都が約4割の株を持ち、東京の観光バス事業を一手に引き受けてきた。
日常的な仕事は完全な民間企業。
はとバスは、東京オリンピックの翌年、1965年には利用者が122万人と大人気だった。
しかし、その後、マイカーの普及や地下鉄の整備などで徐々に観光バスの利用者は減っていった。
90年代後半には銀行からの借金も70億円を超え、まさに倒産寸前の状態に。
当時は待ちの姿勢でいて、お客様を引っ張ってこようという感覚は希薄だった。
はとバス低迷の最大の理由は「お役所仕事」。何にもしなくてもお客が来るという状態にあぐらをかいていた。
ツアーパンフレットも今と当時ではまったく別物のよう。当時は魅力的なパンフレットではなかった。
脱お役所仕事としてはじめたのが、はとバス「ならしか戦略」。
(1)バスしか使わない
10数年前は、飛行機ツアー、列車ツアー、海外旅行まで扱う会社だったが、それを清算した。
それまで、はとバスは地方へ行くとき、JRや飛行機を使ったツアーも手掛けていたが、これをすべて廃止。
京都や青森などの地方へ行くときも、バスしか使わないことで、はとバスがバス観光の会社であることを強くアピールした。
そして、さらに、次の戦略へ。
より社内で楽しく過ごせるということで、豪華バスを導入。
通常の車体価格4000万円のところ、倍の8000万円をかけてオーダーメイドしたバス「はとまるくん」を導入。
「はとまるくん」は前の席から後ろにかけて、床がゆるやかなスロープ状になっていて、後ろの席からも前が見やすくなっている。
さらに前方の天井がガラス張り。これによって、高層ビルの上まで見ることができるようになっている。
はとバスが誇る豪華バスのプレミアムモデルは「フォルテシモ」と「ピアニシモ」。
「フォルテシモ」は従来のバスの定員数45人に対して、27人になっていて、座席が広々としている。
「ピアニシモ」には足裏マッサージ機まである。
はとバスでは「はとまるくん」2台、「フォルテシモ」2台、「ピアニシモ」2台の合計6台の豪華バスに加えて、2008年に導入したのが環境にやさしい「ハイブリッドバス」。
ハイブリッドバスは従来よりも燃費が30%も向上。
これらの豪華パスは、通常のバスよりも料金は少々高いが大人気となっている。
(2)バスなら増やせる
はとバスには2種類のツアーがある。
1つは、都内の名所などを回る「定期観光ツアー」が200コース。
もうひとつは、東京を離れて日帰りや宿泊をする「企画ツアー」が約600コース。
このツアーもバスなら簡単に増やすことができる。
この「定期観光ツアー」と「企画ツアー」は全く事業の種類が違う。
「企画ツアー」は旅行代理店が扱うツアーと同じで旅行業。たとえば、20人募集して定員に満たなかったらツアー自体を取り止めることができる。
都内の「定期観光ツアー」は路線バスと同じ運輸業。運行時刻やコースなどを事前に国に申請した上で、きっちりダイヤ通りに運行しなくてはならない。だから、もしお客さんが1人だけだったとしても、運行を義務付けられている。
「定期観光ツアー」は、予約なしではとバス発着場にきて、席さえ空いていれば好きなツアーに参加できる。
都内定期観光ツアーの人気ナンバーワンは「東京半日Aコース」。
東京駅を出発して、まずは皇居前広場を見学、その後、浅草まで移動して自由散策、都内を横断してレインボーブリッジを通ってから、最後に東京タワーへ。展望台に上った後、東京駅に戻るという約5時間、大人5800円のコース。
この「東京半日Aコース」は休日には1日7本も運行している。
でも、人気のあるコースばかりとは限らない。
都内の定期観光ツアーは一度決めたら、必ず運行しなくてはならないので、席を埋めないと大赤字になってしまう。
そのため、人気の出るツアーを作るために「ツアー企画会議」でアイデアを出し合っている。
ニューハーフショーを観たりする六本木観光ツアー11200円などが人気。
このツアーは次のメリットがある。
・お客はニューハーフショーの料金が安くなる。
・お店は安定収入が得られる。
・はとバスは儲かる。
この放送見てから、地方の友達を連れて、はとバスの都内定期観光ツアーに参加してみたくなりました。
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